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アルフォンスさんは自分は戦闘機パイロットになるために生まれたとか豪語してるけど、実は幼少期はじめて飛行機に乗ったとき(ふつうの旅客機)は騒音とか異常な浮遊感にビビってギャン泣きしてたとおもう。そして後年その話を父親のノノさんに蒸し返され、そのときのこと覚えてもいないのに「ちがう!!!!あのときはべつに!!!!!」とか真っ赤になって反論するのだ。
アルフォンスさんは子供のときからものすごく神経質だったと思うから、サイレンとか犬とか水とか、いろんなものが怖かったと思う。年をとるごとにその頼りなさにイラつくようになったとはいえ、この頃は彼をそうしたすべてから守ってくれる唯一の存在がノノさんだったんだ。
ノノさんはアルフォンスさんをあんなキチガイに育てたバカ親として作中ではdisられがちなんだけど(そして確かにバカなんだけど)、息子さんのあの神経質は環境のせいでなく天性のものだし、端からはいびつに見えてもこの親子関係はべつにこれでよかったんだよ……。細かいこと気にしない何も押しつけない許すことしか知らないバカ親だったからこそアルフォンスさんものびのびと夢だけ追って生きていくことできたんだ。そんな父の無限の愛とゆるしに気付くのが少し遅すぎたとはいえ。
アルフォンスさんは両親が2、3歳のときに離婚していて父子家庭育ち。ノノさんは仕事で家を空けている時間が長かったから家事全般任されてたし得意(特に好きなのは料理とアイロン掛け)。そしてノノさんが亡くなったのは中学校卒業直前。
創作萌え語りとしてはデンスケくんにメロメロのアルフォンスさんばっかり表に出がちだけど、彼の人格と人生の土台をなすのは、まず病的なファザコンってことですからね……!日常的に実の父をバカだの愚図だのと罵倒する嫌な息子だった少年期アルフォンスさん、早く日の目を見るといいな……。
2013.09.01-00:48
[アルフォンス][ノノ]